株式会社ヨコオ

サステナビリティSUSTAINABILITY

トップメッセージ

ヨコオのサステナビリティ

当社グループは、中長期的な成長戦略に加え、企業活動におけるESGへの取り組み状況やサステナビリティ活動に関する情報を、正確・迅速かつ積極的に開示することが重要と捉え、2020年に統合報告書を発行しました。統合報告書では、当社グループの事業活動と持続可能な開発目標(SDGs)とのつながりと、「10年後のヨコオの姿」の概略を提示しました。
その基調となるのは、「いい会社を創りたい」という私の思いです。

私は、2007年に社長に就任した時から、「いい会社を創りたい」という思いを、国内だけでなく海外の従業員にも事あるごとに伝えてきました。統合報告書の中にも記しましたが、私の考える「いい会社」とは、

  1. ・お客さまからは「ヨコオと取引していて良かった。もっと拡大しよう」と言っていただけるような会社
  2. ・お取引先さまからは「ヨコオの仕事をしていて良かった。もっと貢献できるよう頑張ろう」と、また地域社会からは「ヨコオがいて良かった。うちの子供を是非入れたい」と言っていただけるような会社
  3. ・ヨコオグループの従業員の皆さんに「この会社に勤めていて良かった。もっと頑張ってさらにいい会社にしよう」と思ってもらえるような会社
そういう会社が本当に「いい会社」だと考えています。
「いい会社」にしていくためにすべきことは、私たちヨコオグループの国内外の役員・従業員が安心・信頼に基づき、国籍や性別等にかかわらず、やりがいや充実感を持って働けるようにすること。
お客さまにより多くの満足を感じていただけるように、技術を高め、高い品質の製品・サービスを提供し続けること。
自分たちがよって立つ地域社会に貢献し、その地域の皆さまに歓迎され、喜んでいただけること。
ステークホルダーの皆さまを含む世界中の人々の生命基盤である環境について、気候変動等の解決に、グローバル社会の一員として貢献していくこと。
そういった考えから、マテリアリティ(重要課題)を設定するとともに、それらに対する具体的な改善策とその推進力(体制)を不断に強化してまいります。

特に、「環境」に関しては、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて世界と日本が本格的に動き出した今日、当社も気候変動対策をより具体的に設定し強力に推進していかなければ、ステークホルダーの皆さまや社会からの信認がえられません。その観点からサステナビリティの体制強化を図るとともに、先進企業の国際標準であるTCFD「気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」に賛同することに加え、2030年度には2014年度比で35%の自社工場CO2排出量削減(スコープ1・2)を目標に具体的な施策を立案し、その内容と進捗状況をCDPの枠組みで開示しながら、強力に推進してまいります。あわせて、スコープ3におけるGHGガス排出量削減への取り組みを強化してまいります。