株式会社ヨコオ

サステナビリティSUSTAINABILITY

環境
化学物質管理と汚染防止

方針・基本的な考え方

当社では、環境方針の中で環境関連法規および顧客要請事項の遵守を掲げており、行動指針の一部として以下のとおり定めています。
・環境および人体に有害な影響を与える化学物質に対して、異常時、緊急時を含めた予防処置、対応処置を定め環境汚染の予防を行なうとともに、有害化学物質の使用量削減を図ります。
・環境関連法規、条例等の要求事項および顧客要求事項を遵守し、さらに自主基準を定め環境管理の向上に努めます。

体制

当社では以下の環境管理組織にて、化学物質管理を推進しています。

体制

なお、化学物質については、海外も含め、日本で設定した基準で運用を行っています。

目標

環境や人体に有害な影響を及ぼす化学物質に対して、異常時や緊急時を含めた予防措置や対応策を定め、環境汚染を予防するとともに、有害化学物質使用のゼロ化に向けて推進します。

データ

化学物質データ推移
単位 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 対象範囲
PRTR物質の取扱量 kg 4,895 5,883 7,478 9,837 10,483 連結
(国内)
揮発性有機化合物(VOC)の取扱量 kg 8,268 10,403 11,272 14,435 14,882 連結
(国内)
揮発性有機化合物(VOC)の排出量 kg 3,031 4,011 3,695 5,455 8,835 連結
(国内)
揮発性有機化合物(VOC)の大気排出率 % 63 61 67 62 41 連結
(国内)
大気汚染物質(NOx)の排出量 kg 70 81 57 141 63 連結
大気汚染物質(SOx)の排出量 kg 2 3 2 5 2 連結

主な取り組み

当社グループでは、有害化学物質管理基準(以下、基準書)を定め、当社グループが生産および販売する製品に加えて使用する部品、材料等に含有される化学物質について管理対象を明確にするとともに、当社グループの社内および取引先に周知徹底し、環境品質の向上を図っています。
基準書では、原材料・部品等の受け入れから出荷まで、化学物質の管理方法を定めています。

製品に使用されている構成部品については、サプライヤーとの情報共有に重点を置き、ICP分析機や蛍光X線分析機により厳しくチェックするとともに、世界の自動車メーカー・電機メーカーの変化する化学物質規制要求に対応した製品を供給しています。

製品含有化学物質管理について
REACH規則対応
高懸念物質(SVHC)の情報伝達の義務と、制限物質の規制内容を遵守するため、取引先を通じて含有化学物質情報を入手し管理しています。
RoHS指令対応
全ての納入部品、資材について、RoHS適合の確認を実施するとともに、社内に検査体制を構築しています。

含有成分の実測
含有成分の実測(エネルギー分散型蛍光X線分析装置)